2011年3月24日 (木)

福島原発 近況考察10

東京都の水道水から放射性物質が検出され

不安に思っている人が多いと思うが。

今後は数値は減少して事態は収束すると見ている。

東京都の労働安全局が

大気中の粒子を捕捉して

放射性物質のデータを公開している。

http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.html

大気中の粒子を捕捉しているため

地面に落ちた放射性粒子の影響を受けないので

新たに放射性粒子の放出が起こっているかの

判断の材料になる。

15日の10:00にピークがあり

その後減少して

雨の降った21日若干上昇し

その後また下がっている。

14日11:01に3号機の水素爆発で放出された粒子が

北北東の風3~5mに乗って運ばれたと考察する。

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2011年3月22日 (火)

福島原発 近況考察9 訂正稿

茨城の放射線数値の値が再び上がってきている。

茨城だけが上がっているわけではない。

ほかのエリアも上がってきている。

(東海村があるので茨城には詳細なモニタリングポストがあるのと

東京の風上ということで僕は茨城を中心に見ている)

以前のピークほどではないが

増加しているのが問題だ。

昨日3号機から黒い煙があがっていたが

これに放射性粒子が含まれていたのではないか。

22日訂正インドネシアにいて天気を見落としていました。

降雨により大気中に拡散した放射性粒子が

地上に落ちたものと考察します。申し訳ありません。

あくまで放射性粒子を大量に拡散したのは

14日11:01の3号機の水素爆発と考察します。

今後、大きな爆発がなければ収束していくはずです。

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2011年3月21日 (月)

福島原発 近況考察8

インドネシアから更新

気になって情報を見てしまうが

一向に政府から正式な見解が出てこない。

文部科学省からリアルタイムではないが

詳しいデータが出るようになった

心配な人はここを見ると良いだろう。

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/index.htm

茨城県のデータで

15日~16日 放射線量のピークがある

08_ibaraki_20110313

3号機の水素爆発が使用済核燃料の一部の容器を破壊して

大気中に飛散させていると思われる。

以前の数値まで戻らないのは

地表に落ちた放射性粒子が放射線を出しているのではないか。

この粒子がホウレンソウに付着して検出されていると思う。

13_tokyo_20110313

東京も線量は下がるが同じような傾向。

20日4時半 枝野官房長官会見より

**************

――福島原発4号機。外に強い発熱体が発見されたとの情報。

 様々な温度などについて、あるいは上空からの写真などについては自衛隊、あるいはある段階では米軍含めてご協力を頂いて把握しているが、それについての分析は専門家の皆さん含めて、専門家の皆さん中心に分析をしながら進めている。

 ――4号機の外は発熱するものがないはず。使用済み核燃料の一部である可能性は。

 そもそものデータそのものをどう読むべきかについて専門家の皆さんに分析をしていただいている

************

政府は解っているけど結論を出せないという

なさけない状態。

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2011年3月20日 (日)

福島原発 近況考察7

インドネシア行く前に一言

原発の北西の川俣町(牛乳汚染と同じ町)の

水道水が放射能汚染されていることがわかった。

東電はこれが3号機の水素爆発が

原因と推測しているはずなのに

その考えを公表しない。

現在の原発から漏れていると勘違いしている人も

多いのではないかと思う。

現在の原発の危険性が低いとなると

政府は手を引き

今後は東電のコストで処理しなければならないから

危険を煽っていたほうが東電には良いわけだ。

本当に汚い会社だ。

原子力安全保安院もきっとグルなのだろう。

福島原発の廃炉のコストと地域住民の保障は

とても民間企業1社で払えるものではないから

いずれ東電は破綻するわけなのだから

それこそ早く覚悟を決めた方が良い。

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2011年3月19日 (土)

福島原発 近況考察6

5でやめるつもりだったが、昨日言ってたことが

今日、現実に起きてしまったので

6を書いてからインドネシアに行く。

茨城のホウレン草と福島の牛乳から

基準値を超える放射線が検出された。

茨城は北部、福島県は原発の北西部

他のまわりの地域より現在も放射線レベルの高い場所だ。

地表に放射性物質が落下して放射線を出していると思われる。

厚生労働省で調査していくということだが

こういう科学に疎そうな省にまかせると

原因もわからないまま

すべて危険で出荷停止となるか

すべて安全で食べても大丈夫となり

風評被害もひろがり

結果的に地元の損害を大きくしてしまう気がする。

なんでこの場所の放射線値が高いかを考えるべきで

それはいつ高くなったのかの時間軸と

風向きと風速と降雨を調べれば

たぶん3号機の水素爆発によるものだと推測できると思う。

ちゃんと納得できる説明をしないと

消費者は安心しないし風評被害は広がるだけだ。

そして現在は原発から粒子状の

(100℃以下ということですからガス状もないでしょう)

放射性物質が出ていないことを説明して

今後は安全であることを説明しなければならない。

それより3号機にジャバジャバ水をかけてるが

汚染された水が地表にしみこんで海に流れ出し

海洋汚染にならないか心配するのは僕だけだろうか

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2011年3月18日 (金)

福島原発 近況考察5

僕は20日からインドネシアなので

この考察も最後になると思う。

原子炉が停止して7日

最悪の臨界事故になる可能性はほぼなくなった。

後々明らかになると思うが、15日未明

2号機は臨界事故寸前であったのではないかと思っている。

今回、事故の状況を考察するのにネット上で見られる

各地に置かれている放射線のモニターの値が大変参考になった。

http://pow-source.com/311/

今回一番広範囲に放射性粒子を拡散させたのは

3号機の水素爆発だと思われるが

この水素爆発は、使用済核燃料容器を破壊して

使用済燃料を飛散させたのではないかと思っている。

3号機が水素爆発したのが

14日の11:01

それが15日の4時ごろ茨城県に到達して

「3161100.pdf」をダウンロード

110319graph_ibaraki_1600_01

東京にも15日に飛んできている

「tonai.pdf」をダウンロード

110319graph_tokyo_1600_01

しかし東京の数値が17日に下がっているのに対し

茨城は下がってはいるが以前の数値までは戻っていない

「318.pdf」をダウンロード

(福島の北西側もあまり下がっていない19日追記)

(19日まで福島県のデータは公開されなかった)

Fuku1

これは小さい粒子は風に飛ばされ遠くまで行くのに対し

大きな粒子は途中で地面に落ちていくので

地表(あるいは計器)に落ちた粒子が放射線を出しているのを

カウントしていると考察される。

だとすると、より風上にはもっと大きな

強い放射線を出す粒子が地面にあるわけで

風評被害を恐れてマスコミは書けないのだろうが

しばらくの間は原発の風上で取れる

葉物野菜は良く洗って食べないと危険ということになる。

チェルノブイリのときは

草食獣のトナカイの肉の汚染が問題になったが。

今回は濃度が比較的薄いので問題は起きないはずだが

草を食べる家畜の乳や肉にも放射線が蓄積されることもあるので

一応注意だけはしておきたい。

今回、臨界事故になっていたら

東京も高レベルに汚染されていた可能性もあったわけだから。

幸運を感謝して、生きていこう。

命あっての物種で、生きていればなんとかなる。

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2011年3月17日 (木)

福島原発 近況考察4

使用済燃料プールに

自衛隊がヘリで

機動隊が高圧ポンプ車で注水を試みた

どちらもうまくいかなかった。

放射線が強すぎて近づけない(近づかない)のだ。

15日厚労省が福島原発の作業員の被爆量を

250mSvに引き上げたにもかかわらず、

自衛隊は100mSvの任務を主張し

結果被爆量は1mSvだった。

結局、自衛隊も機動隊も

最悪の事態が避けられた今

隊員の健康上のリスクを負ってまで

東電の尻拭いをしたくないわけだ。

東電は使用済燃料からも再臨界が起こる可能性があると主張して

国のコストで処理させようとしている。

でも政府はもう再臨界の可能性が低いと解っている。

枝野官房長官は16日の会見で、

東電側は使用済燃料の再臨界の可能性も

ゼロではないと説明したが、との問いに。

世の中のあらゆることに対して

可能性はゼロとは言えないと、鼻で笑った。

最悪の臨界事故・メルトダウンの可能性はほぼなくなったが、

高レベルの放射性物質が大量に流出する可能性は

逆に高くなってしまった。

もしそうなってしまった場合

果たして原発周囲、何キロの範囲が

何年間立ち入り禁止になってしまうのだろう。

気が重い。憂鬱だ。

*参考

ニュースで出た、現在の3号機の数値から計算。

30mで90ミリシーベルト/h (遮蔽物なしの空中)なので

300m離れれば900マイクロシーベルト/h

3km離れれば9マイクロシーベルト/h 

20km離れれば0.2マイクロシーベルト/h

30km離れれば0.09マイクロシーベルト/h

(実際には地上は障害物があるのでもっと低くなる)

20km地点で125日で胃のレントゲンの被曝量

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2011年3月16日 (水)

福島原発 近況考察3

自衛隊がヘリによる3号機への水の投下を断念したそうだ。

隊員への被曝量が多いというのが理由らしい。

断念できるということは緊急性が低いということだ。

大体もともとヘリによる水の投下は

最初4号機に行うということで準備されていたはずだ。

3号機の上部のプールに使用済核燃料があることは

3号機が水素爆発したときには出てこなかった情報だ。

さすがに不安をあおるので公開出来なかったのだと思う。

3号機の水素爆発の画像を見たとき

1号機の水素爆発とは違って

単なる水素の爆発だけではないと思ったが

推測ではあるのだけれど3号機が水素爆発したとき

使用済燃料の容器を破損していたのではないかと思う。

それが周囲を汚染して

原発周囲の放射線数値を上げて

作業をより困難なものにしたのだと思う。

2号機の注水ポンプの燃料切れという

ありえない事態も

この汚染が原因で原発に近づけなかったのが原因なのではないか。

ただこの汚染が20km以上離れた避難者に危険かと言うと

報道ではあまり解説されないのだが

原発周囲から放射線(強い電磁波)が発生しても

その放射線は距離の二乗に反比例して減衰するし

それはレントゲンと同じ外部被曝なので

適当な距離、離れれば大きな問題にならない。

問題は爆発や大規模火災の上昇気流に乗り

放射線を発する粒子が風に運ばれて遠くまで飛び

人体に吸引され体内被曝することなのだ。

今後、臨界状態や、大きな爆発が起こらない限り

放射性粒子が多量に飛ぶということはないだろう。

2号機が空焚きされ中性子線が検出された

15日の未明から午前中が山場だったんだと思う。

僕はネットで情報収集しながら

結局、朝まで眠れず15日の朝5:30に

社員の自宅待機を決めた。

その間、現場で命をかけて、いや命を削って

(15日厚労省は現場の被曝限度を急遽2.5倍に引き上げた)

空焚きを止めて1~3号機に注水してくれた

東電の現場の方、関連会社の現場の方、

現場の自衛隊員の方に

心からお礼を言いたい。

原子炉が停止してから5日間たった

反応はかなり落ち着いたはずだ

再び中性子線を出す臨界状態になる可能性は低くなった。

山場は越えたと思う。

私は学生時代から原子力発電には反対の立場だった。

こんな危険をともなうものを人間がコントロールすることは

リスクが大きすぎるからだ。

今後は日本政府は、いや世界は

原子力発電の推進をやめて

太陽光や風力などのソフトエネルギーを推進して欲しい。

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福島原発 近況考察2

16日11:00枝野官房長官の会見があった

引き続き余裕のある落ち着いた対応だった。

3号機から水蒸気と思われる白煙があがっているようだ。

4号機の使用済み燃料のプールの水がなくなり

周囲に強い放射線を出しているようだが

所詮、燃えカスなのだから

爆発しないかぎり広範囲に放射性物質を

放出することにはならないだろう。

それよりは強い放射線を出しているために、

問題の起こっている3号機に

作業員が近づけないのが問題だと思う。

水蒸気が上がっているということは

格納容器に穴が空いているという意味だが

注水はされているということで

最悪の空焚き状態ではない。

放射性物質含んだ水蒸気が放出されているけれど

水蒸気に高濃度の放射線物質が含まれていなければ

問題にはならないと思われる。

高濃度の放射性物質が含まれるということは

炉心が空焚きになって溶解する(メルトダウン)

ということだから

たとえ水蒸気が放出されるにしても

注水を続けることが重要だと思う。

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2011年3月15日 (火)

福島原発 近況考察

3月15日の16:00の

枝野官房長官の会見によると

1号機・3号機は安定的に注水され

2号機も注水がうまくいってるようだ。

正門付近のモニタリングの測定値も

9:00をピークに劇的に下がったようだ。

大体11:00時の会見と枝野氏の顔つきが全然違う。

11:00時の時は冷や汗を垂らしながら

400ミリシーベルト/h を記録したと言われたときは

さすがにヤバイと思った。

メルトダウンの可能性も覚悟をした。

でも16:00の会見は余裕があった。

きっと山は越したのだと思う。

でも今回の件で数マイクロシーベルト/hだから

健康には心配ないとよく言われているが、

僕は学生の時に原子力を勉強したので言いたいのだが

被爆にどこまでは絶対安全という数値はないと思う。

体内被曝(汚染粒子の吸引)と体外被曝(レントゲン)では

体内被曝のがずっと危険だし

吸引してしまった場合プルトニウムとウランでも全然違う。

そして被爆量と発ガンの関係(許容量)だって

よくわかっていないのだ。

被爆なんてしなければしないほうが

いいに決まっているのだ。

asahi.comによると

管総理は下記のように言ったそうだ

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 菅首相は15日午前5時半前、首相官邸で記者団に東電との統合本部発足を発表し、「憂慮すべき状況は続いているが、何としてもこの危機を乗り越える陣頭指揮に立って、やり抜きたい」と強調。その足で東京・内幸町の東電本店2階の統合本部を訪れ、「テレビで爆発が放映されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった。一体どうなっているんだ」「あなたたちしかいないでしょう。撤退などありえない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は、東電は100%つぶれます」と述べた。

***********************************

最低だ。

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