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2012年2月

2012年2月16日 (木)

来るべき世界金融市場の崩壊を穏やかに迎えるために

日銀が10兆円の金融緩和をして

日本の長期国債を購入することを決めた。

インフレターゲットがマスコミの話題になっているが

国債購入の方が大きな問題だと思う。

中央銀行が金融緩和をして自国の国債を買う

日銀も米FRBと同じことをするようになってしまった。

先進国の経済モデルは経済が拡大していくことを基本に作られているので

日本円であろうが米国ドルであろうがユーロであろうが

現在の金融システムは時間の問題で破綻する宿命にある。

金融システムの破綻には疑問を持つ人でも

日本国債が将来ディフォルトしない方法を

具体的にイメージするのは難しいのではないかと思う。

ただ世界が悪い方向に向かっているかというと

僕は全然そのようには思っていない。

この20年で、先進国と途上国の格差が縮小したことは間違いなく

国家間の格差は年々小さくなっている。

僕が見てきた20年間にインドネシアも中国も

庶民の暮らしは驚くほど良くなった。

しかしその一方で、一国の中での

少数の富裕層と、多数の貧困層の格差は広がっていって

持たざるものがチャレンジ出来るシステムが機能不全になって来ている。

僕はこの世界金融危機から始まる金融崩壊が、

この格差をドラスティックに解消するのではないかと期待している。

もしすべての金融資産が紙くずになって

金も天然資源も土地も暴落して

すべての人類の資産がリセットされるとしたら

それは清々しいではないか。

この資源は無いけれど、すばらしい国民性の日本で

0からスタートするのもそう悪くは無い。

そんな感じで達観して

金融崩壊を穏やかに眺めていたい。



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