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2011年4月 6日 (水)

日本の希望と新しいパラダイム

余震に怯えながら
メルトダウンによる再臨界の恐怖で
眠れなかった一夜は
僕の考え方をすっかり変えてしまった。

村上龍氏がニューヨーク・タイムズへ
震災に関して寄稿している
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/
これが載ったのが3月16日だから
改めて村上氏の本質を見抜く力に敬服する。

ここで村上氏は
***********************
だが、全てを失った日本が得たものは、希望だ。
大地震と津波は、私たちの仲間と資源を根こそぎ奪っていった。
だが、富に心を奪われていた我々のなかに
希望の種を植え付けた。だから私は信じていく。
***********************
と結んでいる。

この希望について少し考えてみようと思う。

日本は敗戦後の焼け野原の中で
国民が一丸となって
経済的な復興をめざした。
その過程では効率が最優先され
より便利な生活を国民は求めた。
そして日本の経済復興は
米国の政策に適ったこともあって
大成功を収めて
日本は世界第2位の経済大国になった。
しかし豊かになってしまった日本に目標は希薄になり
便利な生活も十分に便利になってしまった。

しかも経済の高度成長には限界があり
日本の経済成長は止まった。
そして価値を置いていた経済の分野で新興国に追いつかれ
金融危機や円高に理不尽に巻き込まれ
震災前の日本は閉塞感に満ちていたと思う。

しかし今回の震災で多くの日本人は気付いたはずだ
本当に大事なのはGDPや行き過ぎた便利さではなく
自然の脅威に怯えることがなく、安心して安全に暮らせる社会であったと。

それは、グロバール化やTPPと全く違った方向なのだと思う
再生可能なエネルギーで小さな地域社会が共生していくような
持続可能な閉じた文明。
少し不便で物質的には豊かではないが
安全で安心な社会。

折りしも星回りは
海王星が13年ぶりに水瓶座から魚座に移動しつつあり
インターネット時代から精神性の時代への変化を象徴し
7年ぶりにブレイクスルーの星である天王星が
スタートを意味する牡羊座に移動した。
なにか新しいパラダイムが始まっている予感がする。

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コメント

各々のパラダイムの主軸に
愛と希望heart04

投稿: Maygreen | 2011年4月 6日 (水) 10時38分

冷静かつ客観的で信じるに値する情報を国民に与えると同時に世界に向けて発信し、復興に向かって力強く伸びる希望の芽を大きく育てていくことこそ政府の果たすべき役割でしょう。
政・財・官界が一丸となって復興に取り組むためには、まず、胆力のある強力なリーダーの出現が必要だろう。

投稿: 足立 | 2011年4月 6日 (水) 13時23分

自分的には今回の件で
枝野さんの評価が上がりました。
煽る質問に対しても
冷静に丁寧に対応しているのが
印象的でした。

投稿: シモムラ | 2011年4月 6日 (水) 15時00分

枝野幸男官房長官の冷静沈着なプレスリリースの様子は目立ちます。地位が人を作るといいますが、民主党の40歳~50歳代の副大臣、政務官クラスにはしっかりした人材がいると感じています。彼らがイニシアチブをとる必要があると思います。

投稿: 足立 | 2011年4月 7日 (木) 11時13分

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