« 福島原発 近況考察10 | トップページ | エネルギーの選択 »

2011年3月28日 (月)

大震災が日本人を変える

佐賀から更新

生物の進化は新天地を求めて

積極的に行われたわけではなく

逆境に置かれ、存続の危機におかれた種が

新しい環境に適応する機能を獲得したということだ。

人間の自我も同様に

自我は作り物であるために

壊れやすい性質であるから

普段は防衛本能で自我を守っているが

その自我を作り変えなければいけないような

窮した状況に追い込まれて初めて

自我は壊され再構築される。

だんだんと景気が悪化し

世界の中で取り残されていくような閉塞感が満ち

かといって平和で飢えもない生活のなか

知らず知らずのうちに茹でガエルに

なるところであった日本人に

今回の大震災は本当に悲惨で痛ましいことであったたけれど

何がしかのショックを与えたことは事実だ。

大自然の脅威の前に人間は無力であり

科学技術は万能ではなく

それどころか行き過ぎた科学技術は人間に牙を向いた。

核家族化が進み、グロバール社会と言われたが、

本当に困ったときに頼りになるのは地域社会の協力で

結局、人のつながりだった。

日本人は変わる、いや変わらずには居られないのだ、

その変わる方向は、

実はこれから世界もめざすべき方向なのだと思う。

|

« 福島原発 近況考察10 | トップページ | エネルギーの選択 »

コメント

一時は終息に向かうと思われた福島原発の危機が日を追って深刻化し、まさに、今そこにある危機になりました。人知を超えた自然の力に茫然自失。飼い慣らしたはずの科学技術に咬みつかれて右往左往する。
これは変わらずにはいられまい。その前に、更なる天変地異の起こらぬことを祈るのみ。

投稿: 足立 | 2011年3月28日 (月) 16時34分

足立先生。

福島原発は終息に向かっているのですが、
完全に収束するのは十年以上かかるために
収束しているように見えないだけです。

放水もやめたようですから
さらなる海洋汚染はないでしょう。

後は人が近づけないような高レベルの
大量の放射性物質を
地道に処理していく
気の遠くなるなるような作業が残っただけです。

投稿: シモムラ | 2011年3月28日 (月) 17時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114369/51238857

この記事へのトラックバック一覧です: 大震災が日本人を変える:

« 福島原発 近況考察10 | トップページ | エネルギーの選択 »