« 3月17日 郡山自宅待機 本社通常勤務 | トップページ | 福島原発 近況考察4 »

2011年3月16日 (水)

福島原発 近況考察3

自衛隊がヘリによる3号機への水の投下を断念したそうだ。

隊員への被曝量が多いというのが理由らしい。

断念できるということは緊急性が低いということだ。

大体もともとヘリによる水の投下は

最初4号機に行うということで準備されていたはずだ。

3号機の上部のプールに使用済核燃料があることは

3号機が水素爆発したときには出てこなかった情報だ。

さすがに不安をあおるので公開出来なかったのだと思う。

3号機の水素爆発の画像を見たとき

1号機の水素爆発とは違って

単なる水素の爆発だけではないと思ったが

推測ではあるのだけれど3号機が水素爆発したとき

使用済燃料の容器を破損していたのではないかと思う。

それが周囲を汚染して

原発周囲の放射線数値を上げて

作業をより困難なものにしたのだと思う。

2号機の注水ポンプの燃料切れという

ありえない事態も

この汚染が原因で原発に近づけなかったのが原因なのではないか。

ただこの汚染が20km以上離れた避難者に危険かと言うと

報道ではあまり解説されないのだが

原発周囲から放射線(強い電磁波)が発生しても

その放射線は距離の二乗に反比例して減衰するし

それはレントゲンと同じ外部被曝なので

適当な距離、離れれば大きな問題にならない。

問題は爆発や大規模火災の上昇気流に乗り

放射線を発する粒子が風に運ばれて遠くまで飛び

人体に吸引され体内被曝することなのだ。

今後、臨界状態や、大きな爆発が起こらない限り

放射性粒子が多量に飛ぶということはないだろう。

2号機が空焚きされ中性子線が検出された

15日の未明から午前中が山場だったんだと思う。

僕はネットで情報収集しながら

結局、朝まで眠れず15日の朝5:30に

社員の自宅待機を決めた。

その間、現場で命をかけて、いや命を削って

(15日厚労省は現場の被曝限度を急遽2.5倍に引き上げた)

空焚きを止めて1~3号機に注水してくれた

東電の現場の方、関連会社の現場の方、

現場の自衛隊員の方に

心からお礼を言いたい。

原子炉が停止してから5日間たった

反応はかなり落ち着いたはずだ

再び中性子線を出す臨界状態になる可能性は低くなった。

山場は越えたと思う。

私は学生時代から原子力発電には反対の立場だった。

こんな危険をともなうものを人間がコントロールすることは

リスクが大きすぎるからだ。

今後は日本政府は、いや世界は

原子力発電の推進をやめて

太陽光や風力などのソフトエネルギーを推進して欲しい。

|

« 3月17日 郡山自宅待機 本社通常勤務 | トップページ | 福島原発 近況考察4 »

コメント

巨大地震と津波。「自然の力をあなどってはならぬ。」天の声が聞こえてきます。科学技術の進歩とは、いったいなんだったんでしょう。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

投稿: 税理士 足立 | 2011年3月18日 (金) 11時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/114369/51137612

この記事へのトラックバック一覧です: 福島原発 近況考察3:

« 3月17日 郡山自宅待機 本社通常勤務 | トップページ | 福島原発 近況考察4 »