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2010年8月

2010年8月31日 (火)

日銀と政府の円高対策

昨日、日銀の臨時会合が開かれ

6ヶ月間10兆円の0.1%固定金利での

新型オペレーションを決めた。

政府は家電・住宅エコポイントなどの経済対策を決めた。

一時、期待感から1ドル85.9円まで戻ったドル円は

失望感から84.4円まで円高に戻った。

本当にやり方が下手だと思う。

サプライズが全く無いのだ。

市場はそれぐらい織り込み済みなのだ。

マスコミも悪い。

日銀・政府の発表の前に

事前に対策の中身がリークされて報道され

対策に全くインパクトが無い。

サプライズがあるからこそ

投資ファンドの損切りラインのストップロスを超えて

はじめて円安に誘導できるのに。

僕なら85.9円まで戻ったところで

ドル買いの介入を10兆円しかけたのに。

今10兆円金融緩和しても

日本国内に投資する企業なんていないと思う。

優秀な経営者なら海外の新興国に投資するでしょう。

空洞化のために金融緩和しているようなものだ。

そして今またマスコミは

”80円切ったら介入も検討するとみられる”なんて書いている。

そんな予定調和な介入こそ

本当に捨て銭だからやめたほうがいい。

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2010年8月25日 (水)

したたかな外交

佐賀に向かう羽田空港の
ANAのラウンジから更新。

今の日本の外交を見ていると、
全く、したたかさを感じない。
逆に中国の外交を見ていると、
やっぱり、したたかだなと思う。

個人で考えるとよく分かるが、
したたかな人というのは、
100%味方でもなく、
100%敵でもないんだけど、
何となく結果として、
その人の要望が
受け入れられてしまう人のことだと思う。
そういう人はきっと、個人として、
完全に独立た大人で、
誰にも依存していないのだと思う。
誰も他人を100%信頼していないかわりに、
全く信頼していない敵も少ないんだと思う。

日本の外交は長年、米国に依存してきたので、
全くもって子供なのだと思う。
子供が大人になるのは、
方法は一つしかなくて、
それは親に反抗するしかないわけで、
それができないと日本は大人になれず、
したたかさも身に付けられないのだと思う。

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2010年8月24日 (火)

中国希土類の輸出規制

中国から輸出される希土類(レアアース)の規制強化により

日本に希土類が入り難くなっている。

希土類の元素自体は世界中に存在しているのだが

希土類の含有率や、採掘のし易さ、人件費等のコストから

原状は中国が世界市場の90%以上の量を供給している。

2006年には6万トンあった輸出枠が

中国政府の規制により、だんだんと削られ

2010年には3万トンに半減している。

この輸出枠は入札によって取引されている。

希土類を輸出したい中国企業は

入札して輸出枠を買うわけだ。

希土類にも色々な種類があり

磁石に使われるNd(ネオジウム)やDy(ジスプロシウム)は

少量が高い価格で取引されている。

当社の業界に使われるCe(セリウム)は

大量に使われ価格も安い。

当然、輸出企業はせっかく入札で手に入れた輸出枠を

NdやDyの価格の高い物の輸出に使おうとするわけで

Ceは余計に入手しにくくなる。

現在業界はパニック状態である。

当社も必死にCeを掻き集めている。

この輸出枠の入札の結果の割り当ては

中国政府から公表されるのであるが

このような状況のなか、驚くことに

輸出を増やしている中国企業もあるのだ。

調べてみると大抵は中国の国営企業だ、

入札の情報が流れているとしか思えない。

世界がグローバル化していくと

こうした資源ナショナリズムは、

益々ひどくなって行くと思われる。

資源(食料)を持たない日本はリスク管理の面で

値段が安いのだけ考えるのではなく、

色々の国から購入を分散して買って

そして色々の国と仲良くしていかなければならないと思う。

それは偽善ではなく、本当に死活問題なのだから。

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2010年8月18日 (水)

供給過剰の世界

欧米がユーロ・ドル安を容認して輸出を促進しようとしている。

経済成長している中国でさえ、

ドルと人民元を連動させ自国の通貨を安く保っている。

韓国はウォン安のため輸出は好調のようだ。

円だけが買われて、円高になり輸出が難しい状況だ。

結局、実体経済以上に世界のお金が膨れ上がり

投資され、過剰設備され、供給過剰な訳だ。

思ってたよりも世界は小さく、

世界市場には限りがあり、

恒久に拡大していくのは無理があったという訳だ。

それでも各国はデフレを防ぐ為、金融緩和を続けるだろう。

そうして、さらにばらまかれたお金は、

拡大する市場を求めて新たなバブルを生む。

為替市場が実体経済を反映するのには限界が来ている。

為替相場は既にマネーゲームや欧米の意図で動いているから。

それでもG20は開かれた為替市場を維持する決議をしている。

結局一度始めたゲームは、

誰かがスッテンテンになるまで止められないのだ。

ドルかユーロか円か人民元か

どれが崩壊するかはわからないけれど

大きな通貨(国債)が暴落するまで、

このゲームは続くのだろう。

そうして”規制はやっぱり必要でした”となるのだろう。

でもその時ゲームエンドになっても

その国の人々は生きていくわけで

通貨崩壊後に何が価値を持つのか

冷静に考えなければいけないと思う。

当然、資源を持つ国は強いし

食料を輸出できる国も強い

日本は果たして何の価値で生きていくのだろう?

世界の人々が必要なものを

必要な量だけ作るビジネス。

そしてそれは当社にしか出来ない

そういうものを目指したいなと思う。

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2010年8月17日 (火)

お盆休み明け

今日から仕事、iPhoneから更新してみる。
まだ休みの客先が多いのか
かかって来る電話は少ない。
お盆休みは、ゆっくり東京ですごした。
ようやくマスコミが円高がヤバイヤバイと
騒ぎはじめてきた、
1ドル90円でも十分まずいのだから
今更であるが、
さすがに輸出企業のスポンサーから
圧力でもかったかと推測。

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2010年8月15日 (日)

ラン受難の年

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趣味で洋ランを育てているが

今年は受難の年であった。

今年の冬は寒かったため

例年であれば大丈夫であったのに

会社の窓際で冬越しさせている胡蝶蘭が

寒さにやられ半分が枯れて

自宅に非難して生き残った物も

かなり葉を落とした。

例年通りGW明けに屋外に出したが

今年の5月は寒く

葉を落とすものも多かった。

屋外では風通しがよいように

軒に針金のハンガーで吊るしているのだが

6月・7月はこの針金をカラスが巣作りの材料に欲しがって

落下するものが多数

しょうがないので鉢を地面に置くが

ナメクジに新芽をカジられた。

8月になってカラスの巣作りが終わったころ

ハンガーで吊るして落ち着く。

こんな逆境のなかでも生き残ったランは

ナメクジにカジられた新芽を伸ばして力強く生きている

そんな生命力に触れるのも

植物を育てる楽しみの一つである。

鉢が減った分、カトレアとパフィオを買い足そうと思っている。

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2010年8月14日 (土)

梅干2010

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最近の甘い梅干がイヤになって塩だけで梅干を作った。

でも塩分は控えようと思い塩分18%で漬ける。

紀州から梅干用の熟した3Lサイズの梅を5kg取り寄せた。

へたを取り、梅をホワイトリカーで消毒して

ホワイトリカーで消毒した瓶につける

カビが発生することなく土用を向かえ

無事に土用干し完了。

最近の塩分の低い梅干はすぐ食べられる。

やはりウマイ。

今回の反省として、

熟した梅を指定しても

良く熟した梅と、熟し方が足りない梅とバラツキがあり

熟し方が足りない梅は土用干しまでいっても

少し固めのまま硬さが残る。

来年は10kg取り寄せて

先に良く熟したものを5kg漬けて

残りをしばらく置いて追熟させてから漬けようと計画している。

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2010年8月13日 (金)

Wii Fitで減量

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Wii Fitを使って”毎日体重を測る減量”を始めて1年半の結果

目標の72kgを達成し20歳代の体重に戻った。

ウエストは80cmになってメタボを脱出した。

毎朝2kgx2のダンベルを持って4kmを40分で歩いて落とした。

もともと太りやすい体質なので

年末年始に4kgリバウンドしたが

それでも続けられたのは

Wii Fitで体重をつけていたからだと思う。

75kg付近で壁に突き当たり

代謝が加齢で落ちているんだから

摂取量を落とさなければと思い

昼食は野菜ジュースとおにぎり1個に切り替え落とした。

体が軽くなり、体調も良く、歩くのが苦でなくなった。

今後も”毎日体重を測る減量”続けて、この体重をキープしたいと思う。

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2010年8月12日 (木)

iPhoneとガラケー

Iphone4

携帯をiPhone4に変えた

重そうだし

特に欲しかったわけでもないし

必要にせまられた訳ではないのだが、

今やっとかなければ取り残されるような気がして変えた。

噂どおり移行は大変で、

同じsoftbankだから移行の間は旧機種使っていればいいと

何の準備もしないで買い換えたら、

simカードが特殊なため旧機種では使えず、

旧機種の携帯の情報をケーブルを買ってきてパソコンに取り込んで

それをiTuneに入れて整理してiPhoneと同期したり丸々二日かかった。

そして使ってみての感想は、

ああ、これは小さいパソコンなんだなと思った。

そして、iモードのような携帯サイトはいずれ滅びるなと思った。

iPhoneで通常のインターネットサイトを見るのに

ほとんどストレスがないように出来ているのだ。

また例えば2chをiPhoneで見るのに

2ch側がiPhone用のサイトを作るのでなく

iPhoneに2ch閲覧ブラウザのアプリ(App)を

インストールして見るという具合だ。

Appは無償で便利なものも多く

パソコンにアプリを入れていく感じだ。

そして、しみじみ、何で日本の携帯メーカーは

こういう携帯を作れなかったのかなと思った。

日本の携帯はガラケー(ガラパゴス携帯)と呼ばれて

日本の島国の中で独自な進化をしたといわれている。

でも結局ガラケーはガラケーで

日本以外の国で日本の携帯が普及することは無かった。

一時的に香港や台湾でiモードが試験的に使われたが

結局、今アジアの国で一番使われているスマートフォンは

カナダのRIM社のスマートフォンBlackBerryだ。

日本には携帯を作る技術はあるはずなのに

iPhoneは作れなくても(スティーブ・ジョブスは一種の天才だから)

何でBlackBerryみたいなものを作れなかったのかなと思う。

それはやっぱり日本のマーケットしか見ていなかったのだと思う

そして今後はアジアにモードを広げていけるという

大日本共栄圏的な、お得意の妄想してしまったんだと思う。

自民党が今だに”もういちど1番の日本へ”なんて政策を

恥ずかしげも無く、堂々と掲げているくらいだから

この妄想は敗戦で傷ついたプライドを抑圧し隠蔽する構造であるから

実は本当に根深く、解決困難なのかもしれない。

日本が1番だったなんて、バブル期の瞬間だけで

それも結局、欧米の掌で泳がせられたいただけなのに、

そういった現実を認識しないと、本当に方向を間違ってしまうと思う。

今後、日本が1番になることは永遠に無いし

日本国内の産業だけをやっていても

ジリ貧になっていくのは明らかで、

だからといって日本の基準を

グローバル・スタンダードにすることは不可能なのだから、

まだ残っている日本の製造業の総力を上げて

欧米のグローバル・スタンダードの基準で、

世界中で使われる何らかの製品を

作っていかなければなないのに、

冷静に日本の置かれた立場を認識して

戦略をたてていかなければいけない時なのに。

まったく無策の政府と官僚

骨抜きの平和ボケの国民

まあもう、本当に日本はダメかもしれない。

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2010年8月11日 (水)

豊かさの功罪

Thumbcareerzine201007281268economy

産業能率大学で

今年の新入社員が海外で働きたいかという調査をしたところ

2001年に比べて2010年は

海外で働きたいとは思わない人が

29.2%から49.0%に増加しているという。

ニートが増えていると言われてから久しいし

最近、草食系男子が増えてるとも聞く。

留学を希望する若者は大半が女性で

留学希望の男子は極端に減っているそうだ。

これらすべて豊かさの功罪ではないかと思う。

チンパンジーは食べ物が豊富にあるエリアでは

食べている以外は寝たり、のんびりして過ごしていて

攻撃性や性衝動が弱まってしまうと聞く。

戦後日本は豊かな社会をめざして努力して

それは達成されたと思うが、

食べるに困らない平和な楽園は

男性のエネルギーを奪ってしまうという皮肉な結果だった訳だ。

確かに平和は一番大切だし

豊かなことはすばらしいと思う。

しかし、まだまだ世界全体は豊かではなく弱肉強食が現実だし。

安穏と日本の中だけで暮らしていけるような甘い世の中ではない。

だからこのアンケートの17.3%から27.0%に増加している

どんな国・地域でも働きたいという少数派に期待したいし

そういう人達はニートとは縁遠い肉食系なんだろうなと思う。

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2010年8月10日 (火)

円高の憂鬱

1ドルが85円台で停滞している。

日本政府は無策で円高を放置している。

管総理は財務大臣の時に1ドル95円くらいが

望ましいと発言していたはずだ。

僕もそう思う、だから管総理には期待していたのに。

行き過ぎた円高が日本の国益に適っていないことは明白なのに

でも日本政府は何も出来ない。

今のドル安は貿易収支の赤字に苦しむ

米国の国益に適っているし、

G20での合意があって介入しにくいらしい。

効果があるかどうかはわからないけれど

円高を容認しないという意思をしめさないといけないと思う。

中国が人民元相場に関して米国の言うことを

全く聞かないのと対照的だ。

基地移転問題でも思ったが

敗戦国である日本は米国には楯突けないようです。

だんだんダメになっていく日本を象徴している出来事だ。

いやもう決定的な気がする。

日本の製造業は政府に期待するのをやめて

海外へ生産を移管し始めていることだろう。

企業の決算は1年1年で、株主が強くなった昨今

公開している企業は悠長なことはしていられないからだ。

そして米国の景気が回復した頃

ドル円は再び100円程度には戻るだろう

でもその時日本は空洞化していて

外貨を稼ぐ手段は少なく、貿易赤字がだんだんと増えていくのだろう。

なんか憂鬱なのです。

だんだんと死んでいく植物を見るようだ。

だんだんと死んでいく植物が生き返ることはほぼ無いのです。

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2010年8月 9日 (月)

リーマンショックのショック

ブログの更新も間があいてしまいました。

たくさんの方にもうブログをやめたのかと言われました

更新チェックに訪れた方申し訳ありません。

またボチボチ書きます。

ありがたいことに当社の販売先である

電子部品、太陽電池の市場は

現在は大変活発でリーマン前の水準にほぼ戻り

当社の売上も順調に回復しました。

ただ私の精神的なショックは尾を引いてしまい

モチベーションが上がらない状態が続いています。

市場の落ち込みが急降下であまりに激かったので

資金的にも乗り越えるのに精一杯で本当に恐怖を感じました。

なにかこれから投資していくにも

この恐怖体験がトラウマとなって

大きな投資はもう出来ないのでは、とさえ思ってます。

ただ会社というのは生き物で

動きを止めてはいけないものです。

私もこのブログを書くことによって

徐々にリハビリとしていきたいと思っています。

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