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2005年7月 8日 (金)

コドモとオトナ

ニートと呼ばれる働かない若者が急増しているらしい
かっての自分がそうだったように
やっぱりみんな本当はオトナになりたくないんだなと思う

日本にも昔は元服というものがあったし
こんなに大学への進学率が高くない時代は
成人式というのもそれなりに実感があったのかもしれない

オトナへの通過儀礼を設けてある社会は多い
それだけ必要がなければコドモのままで居たいのが
人間の本音なんだと思う

コドモは責任が無いし
楽しければいいのだ
自分の好きなことだけをやっていればいいし
問題が起こればオトナのせいにすればいいのだ

日本では20代はまだまだコドモだし
30代でも十分コドモだ
40代でもコドモっぽい人もいるし
いや極論すれば
今の日本は一生コドモのままで生きられる
コドモ社会なのかもしれない

国家の大事なことは
米国(父親)が決めてくれるし
有事の際は助けてくれる(ことになっている)
組織は母親のようにかばってくれるし
老後はケアマネがやさしく介護してくれる

コドモのまま生きられる社会というのも
ひとつの理想郷だと思うし
今世界で評価されてきている
日本のアニメやマンガやゲームも
そうしたコドモ文化の土壌が育んだものだと思う

オトナになるという事は
自分を社会の何かの役割にあてはめることだ
あてはめるということは不自由になるということだから
自ら進んであてはめたということにしないと耐えられない
だからオトナには目的が必要だ

今の日本は目的が希薄になってきている
西洋に追いつけ追い越せでやってきて
物質的にはほぼ達成してしまった
出生率が低下し人口が減っていき
だんだんと国がおかしくなっていく
行き詰まるような閉塞感だ

今日本のマスコミの注目を集めるITベンチャー企業は
買収だ企業価値だとマネーゲームをやっているけれど
お金を儲けるのは目先の目標にはなるだろうが
最終的な目的にはならないと思う
お金を使って楽しむのはコドモの領域なので
だからホリエモンが宇宙旅行って言っているのは
良く理解できる
コドモの発想ですな

日本ではオトナは住みにくくなってきてしまった

コドモのままで楽しさを追求するというのも実は大変で
楽しさを常に追求するというのは非常にエネルギーがいるし
楽しさはエスカレートして刹那的になっていく危険性がある

コドモのままでいたいという欲求がある一方
オトナになりたいという根源的な欲求も人間には存在すると思う
オトナになりたい日本の若者に言いたい
親に借金しても、サラ金に借りてでもいいからアジアにでよう
アジアには20代でもちゃんとしたオトナがたくさんいる
彼らと語るにはコドモのままでは何のコトバも無いことを知るだろう
危険地域に行くことは無い
わざわざ危険地域に行って
自分のアイデンティティを確認するなんてことは
自意識過剰なコドモの行動だ

成長著しいアジアの大都会に行って
アジアの息吹を感じよう
なにかオトナになる目的がみつかるかもしれないから

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