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2005年6月11日 (土)

マレーシアの販売会社

05-02-16_12-08

マレーシアの販売会社 の責任者F。

Fと私は彼がまだ日本の大学の

四年生の時に初めて会った。

私はマレーシアに販売会社を作りたいと思っていて

日本で人材を探していた。

Fには営業の資質があると思ったので

一緒にやらないかと誘った。

Fは最初興味を持ってくれたが日本にいるうちに

マレーシアの松下関連の会社の内定が決まり

”やっぱり松下に行きますのですいません”と連絡があった。

当時のマハティールのルックイースト政策で

日本には国費できているマレーシア留学生がたくさんいた。

Fも父親が教師で学校の成績が良かったための国費留学だった。

そういう人たちはエリートであるから松下のような大企業に

入ってしまうのはしょうがないのかなと思った。

いい人材が見つからないまま1年が過ぎようとしていたころ

Fからメールがきた。”一緒にやりたいんです”

私はすぐKL(クアラルンプール)に飛んだ。

話を聞くと松下には日本語が話せる優秀なマレー人がたくさんいて

その中で出世するのも先が見えてしまったということだった。

”松下をやめて自分の力を試してみたい”ということだった。

その場で会社をスタートすることが決まった。

Fはエリートであるから自分の能力に自信があるようで

他人の話はあまり聞かなかった。

物を売るのはそんなに易しいことではないとだけ忠告しておいた。

それから私も忙しいなかあまり面倒を見ることが出来なかった。

それから2年会社は赤字だった。

去年Fの父親が亡くなった。

その時の彼のメール

***************************************************
お父さんのことが思い出したら自分が本当に悲しいです。
日本から帰って2年半ですがいつも忙しくて住む所も離れてて
今までにお父さんに何もやってあげられませんでした。
本当に役に立てない息子だと思います。
もう遅いだと思いました。
これからがお母さんに大事にしたいと思います。
最初は私が営業マンになるのはあまり好きじゃないみたいですが
いつも会社の進みが見てくれると思います。
いつも心配してくれました。
お父さんもうなくても頑張って彼に証拠したいと思います。
きっと天から嬉しいと思います。
***************************************************

3年赤字なら会社をクローズすると引導は渡しておいた。

今年の2月にKLに行くと

Fの車に缶ジュースがたくさん積んであった。

これは何かと聞くと

現場の人たちは熱いなか働いているので

サービスで差し入れしているのだという

私はFが少し変わってきたかなと感じた。

先日Fからメールがきた。

大口の取引を決めたと言う。

今年の黒字も見えてくるような大きな商売だった。

Fもうれしいだろうが私もうれしかった。

やはり会社は人材だと思う。

放って置いてもやる人間はやる。

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コメント

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ではこれからも頑張って下さい☆

投稿: 人気BLOGRANK | 2005年6月11日 (土) 15時05分

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